
各方面でニューアルバム『コングラチュレイションズ』が大絶賛されているMGMTですが、
彼らを一躍スターダムへと導いた、キラーチューンがこの『Kids』である。
この曲、『Kids』や『タイム・トゥ・プリテンド』が前作『オラキュラー・スペクタキュラー』
において、輝きを放っていたが、それはプロデューサーのデイヴ・フリッドマンの手腕によるもの
とされている。
ただ、本人たちの思惑とは裏腹に、ポップ・スターに押し上げられたことにより、最新作
『コングラチュレイションズ』は、その反動か、はたまた思惑通りか、
前作同様UKサイケデリックを基調としつつも、
70~80年代のUKポストパンク・ニューウェイブへのオマージュであり、単なるサイケデリックポップ
とは一線を画している。
それはさておき、今後もMGMTを語るとき、真っ先に思い浮かべる曲は、『Kids』
であるというのは暫く変わらないと思う。
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