今日の1曲 / Idlewild - American English

今日の1曲は、アイドルワイルドの『アメリカン・イングリッシュ』です。


デビュー当時、英国ではブリットポップブームはすでに終焉を迎え、トラヴィスを中心としたバラードバンドが英国を席巻する中、アイドルワイルドはむしろパール・ジャムやニルヴァーナの影響を強く受けた、ノイジーなパンクギターサウンドを特徴としていた。


そのためデビュー当初は商業的にはそれほど成功していなかったが、2ndアルバム『100ブロークン・ウィンドウズ』からはバンドとしての激しさは維持しつつも、以前のパンク路線から離れて独自の音楽性を追求し、その成果が結実した3rdアルバム「ザ・リモート・パート」が全英3位、イギリスでは10万枚以上を売り上げるセールスを記録。


その代表ともいえるのが、この曲であり、当初のパンクよりの激しい音楽性から離れ、やはり英国バンドらしいグッドメロディを奏でるバンドとしての地位を獲得している。